●いよいよ始まりますね
2024年3月19日(火) 17時09分 カテゴリ: 世界情勢
こんにちは 山邊です。 巷間、日銀のマイナス金利解消で 持ち切りですね。 グローバルエリートと ナショナリストグループとの争いが 佳境に入っていますので このタイミングで出てくるニュースは 告知的な意味合いが強くなっています。 前回お話ししたように 日銀のマイナス金利解消は 利上げと同じ意味を持ちますが 為替は微妙に円安へ振れていますので 直接的な影響よりも、キャリートレード解消の方が 大きな影響として出ることになりそうです。 キャリートレードとは 要するに金利の安い通貨を借りて 金利の高い金融商品を購入することで 金利差を得ようとするときに行われるものです。 つまりは 円で借りてドルで運用すれば めっちゃ儲かるやん? という取引が終了するということですね。 で、この先どうなるか?ですが 収益が出ていない取引で 今後発生す金利負担に耐えられないものは 運用商品が売られる、ということです。 つまり 借り手が米ドルで運用しているなら米ドルが ナスダックで運用しているならナスダック株が ユーロで運用しているならユーロが MBSで運用しているならMBSが売られると まぁそういうことです。 で、その結果 海外債券、株式の下落(主に米欧) 円高スタートからの日本株下落 がすぐすぐの影響で その次に世界的なマネーの減少が 始まることになります。 以前セミナーでも話したことがありますが 「マネーが減る」というのは 取引手段がなくなることを意味しますので 需要と供給の両方があっても 取引自体が縮小することになります。 平たく言えば、取引の結果生じるGDPが 「縮小する」わけです。 アメリカも ヨーロッパも 日本も インフレやら コロナやら 云云かんぬんで 経済が弱体化しています。 特にGDPの7割を占める「個人」の基礎体力が ゴリゴリ下がっているので 火がつけばあっという間に丸焼けになるような そんな状況になっています。 もちろん丸焼けになって、 クラッシュするかどうか、は わかりませんし クラッシュしないまま、 ジワジワと悪くなっていく という可能性もあります。 以前、私のミッションを 「死んでしまう日本人減らしたい」 という話をしたことがありますが それをどのように実現するか? を考えた時 【働く日本人の潜在能力を開花させ、 より良い人生の選択肢を増やす】 ことで可能になると考えています。 日本は自然災害の多い国ですから 「危機」が生じた時ほど パチンとスイッチが入って 潜在能力をフルに引き出そうとする そんな民族性があると思うんですね。 ピンチはチャンスと言いますか。 だからこそ、今回これから起こるだろう「危機」は 日本に住む私たちにとっては、この上ないチャンスに なるかもしれない。 そう思っています。 もちろん どんな能力がどのように開発されるか はヒトによって違うと思います。 ただ 自分にはそのチカラがある 危機を乗り越えてもっと強くなることができる という事実を知っていただきたいと思います。 他の誰かから言われたからではなく 自分で、自主自発的に 考え行動し、ピンチを克服することができる あなたにもそのチカラがあると思います。 次回、今の金融システムの持つ根本的な問題が どのように解消されるのか 金融クラッシュが起ころうとしている 今だからこそ考え得るものを お話ししたいと思います。 共に頑張っていきましょう。 ではまた 金融
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