●売られまくる米国債
2024年4月20日(土) 13時12分 カテゴリ: アメリカ
こんにちは 山邊です。 イスラエルによるイラン攻撃を受けて アメリカの長期金利が急落しましたが その後また急上昇しています。 4.64% →4.52% →4.62% と10ベーシスポイントも 行ったり来たり、激しいですね。 反面株価が急落後、半騰しましたので 一時的に株式のリスクマネーが 米国債に流れて、若干戻した と言えるでしょう。 この10日くらい、長期金利の水準が 1段階上がっていますが これは米国債の大量売却を意味します。 日本政府は1兆ドル以上の米国債を 所有しているわけですが、日本政府も 米国債の売却を行っているようです。 もちろんアメリカ政府による許可なしに できるわけありませんが 通貨防衛のため許可が出たようですね。 日本の長期金利もこの間 急上昇と急落を繰り返しているわけですが 米国債の売却資金を充当していると考えれば いろいろ辻褄があいます。 日本を潰してもアメリカを守る、という かつての立ち位置からは随分変わりましたね。 先日、増税メガネくんがアメリカへ行きましたが その際、日本とアメリカの関係の見直しもあったようで リージョナルパートナーから グローバルパートナーへ 格上げとなりました。 言わば対等な立ち位置ですから 公式にトランプが帰ってくることを考えれば 良い兆候です。 これは今後 国連とかいう連合国組織に メスが入ることも意味しますが WHOだけは早めに潰しておかないと いけないので、その辺が課題でしょうか。 アメリカのインフレ率が上がっているので 長期金利が上がっても、 米国債の売却が話題にならないわけですが これはまさか意図的にやっているとか? なんて考えてしまいます(笑) そうであっても そうでなくても 日本がアメリカのグローバルパートナーになり 米国債の売却ができるようになったことは 日本がいつまでもアメリカの51番目の州では なくなるということですから クソ官僚どもには良い刺激になりますね。 日本もいよいよ世界の大国として 責任と権限がやってくるわけですから 大変と言えば大変でしょうが 世界のATMとして カネだけたかられる、という、 最悪の状況からは脱出です。 日本は米国債の所有を減らす最後の国に なったわけですが 米国債が世界中から売られまくることで どういう結末を迎えるのか、は 想像に難くありません。 3月にBTFPが終了して すわ金融危機か! と思いきや FRBは緊急レポを行って救済に 動いているようです。 具体的な銀行名は 明らかにされていませんが アメリカの金融機関は、案の定、 資金難に陥っているようですね。 問題はどこまで、いつまで救済するのか ということでしょうが いつまでも どこまでも 救済するというのは、いささか 現実味に欠けるというものですから 引っ張るだけ引っ張ったとしても いつか どこかで クラッシュすることになります。 日本政府に米国債の売却を 許可している時点で、その時は 意外に早いのかもしれません。 それではまた では アメリカ金融
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